日本との貿易協定の約束と英国のボリス・ジョンソン首相からの賞賛。 これらは、フランスのビアリッツで開催中の世界先進7カ国グループ（G7）首脳会議に合わせて、米国のドナルド・トランプ大統領が初めて行った声明である。

今週の日曜日、8月25日、トランプ大統領は、米国は日本との「重要な」貿易協定の締結に「非常に近づいている」と断言した。 米国政府と日本政府は5か月間この協定に「取り組んでいる」と北米大統領は宣言した。

ドナルド・トランプ大統領と日本の安倍晋三首相は良好な関係を築いているが、米国大統領は日本に有利な「巨大な二国間貿易不均衡」を繰り返し批判し、より「公平な」関係を求めている。

日本の国営テレビNHKと複数の全国紙によると、米国と日本は、日本政府が米国産牛肉と豚肉に課している関税の引き下げに合意したと報じられている。

NHKによると、米国は日本からの多くの工業製品に対する関税を撤廃するが、日本車に対する関税は当面維持され、さらなる議論の対象となるという。

自動車分野への関税維持が確認されれば、米国による日本車輸入への課税を回避したい日本政府にとっては失望となるだろう。

ジョンソン「理想の男性」

ボリス・ジョンソンについて、トランプ大統領は彼が「Brexit」を主導する「理想的な人物」であると考え、英国が欧州連合を離脱し次第、迅速な二国間貿易協定を締結することを約束した。

ドナルド・トランプ大統領は、ボリス・ジョンソン氏とのワーキングブレックファスト中に記者団への短い声明で、「われわれはいかなる問題も予見していない」ため、合意は「かなり早く」実現すると断言した。