ドイツの８月のインフレ率の確認を待って、欧州の主要株式市場はこの日上昇した。

リスボン午前８時３５分現在、ユーロストックス６００指数は０．１５％高の４５４．４０ポイント。

ロンドン、パリ、フランクフルトの証券取引所はそれぞれ0.16％、0.05％、0.14％上昇し、マドリードとミラノの証券取引所もそれぞれ0.18％、0.29％上昇した。

リスボン証券取引所は値を上げて始まった後、午前8時35分の時点で主要指数PSIは0.08％上昇し6,070.41ポイントとなり傾向を維持した。

米国の失業保険申請に関する週間報告書が発表された木曜日、ウォール街は労働市場の力強さを反映し予想を下回り、まちまちの状況で取引を終えた。

この事実は、最近のエネルギー価格の上昇と相まって、連邦準備理事会（FRB）が20日の次回金融政策決定会合で再度利上げを行うのではないかとの懸念を再燃させている。

日本が第2四半期の成長率を1.2%に10分の3ポイント下方修正した後、香港は洪水のため取引を停止し、今日のアジア市場はマイナス圏で取引を終えた。

欧州では、原油価格と債務金利の低下が投資家信頼感の改善に貢献したが、同地域の経済状況については依然として警戒が必要だ。

この時点で、欧州のベンチマーク原油であるブレント原油は0.26％下落し、89.68ドルとなった。

木曜日、ウォール街はまちまちの状況で取引を終え、ダウ平均株価は2022年1月4日に記録された1896年の創設以来最高値である36,799.65ポイントに対し、0.17％上昇して34,500.73ポイントとなった。

ナスダックは、2021年11月16日に確認された現在の最高値16,057.44ポイントから0.89%下落して13,748.83ポイントとなった。

外国為替に関しては、フランクフルト外国為替市場でユーロは木曜の１．０７０４ドルに対し、ユーロ高で１．０７１２ドルで取引を開始した。

ロンドンのインターコンチネンタル取引所先物（ＩＣＥ）では、１１月渡しのブレント原油１バレルが、木曜日の８９．９２ドルに対し、１バレル＝８９．７２ドルで下落して始まった。