©ロイター。 東京の日本銀行ビルに掲げられた日の丸 2016/09/21 REUTERS/Toru Hanai
山口貴也、竹本善文
[東京(ロイター)] – ロイターが金曜に入手した長期経済政策見通し草案によると、日本政府は大胆な金融政策、柔軟な財政政策、成長戦略を通じて経済をデフレから脱却させると約束するという。
草案では「政府は日銀が賃金上昇を伴い、安定的かつ持続的に2%のインフレ目標を達成することを期待している」としている。
草案には、政府はイノベーションやその他の構造的措置への民間投資を増やす措置と併せて、「長年にわたる日本のデフレマインドを払拭し、日本はデフレに逆戻りしないという国民の認識を醸成するよう努める」としている。 。
政府の長期的な経済政策を描く指針となる枠組みは、6月16日の閣議で最終決定される予定だ。
上田和夫日銀総裁が4月に就任して以来、初めての計画となる。
デフレを持続的に阻止することを政府が強調していることは、日銀が超緩和的な金融政策で脆弱な景気回復を引き続き支援するとの期待を裏付けるものかもしれない。
(取材:山口貴也、竹本善文)
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