中国の李強首相は今週日曜日、韓国の尹錫悦大統領と自由貿易交渉を再開する一方で、外交・安全保障対話を開始することで合意した。李氏はまた、日本の岸田文雄首相と台湾をめぐる緊張についても話し合った。
両首脳は、アジアの近隣3カ国による4年以上ぶりの首脳会談の前日、ソウルで二国間会談を行った。
米国の同盟国である中国、韓国、日本は、中国と米国の対立や台湾を巡る緊張の中で高まる不信感を規制しようとしている。
月曜日の日中韓首脳会談への期待は低いが、長年の関係悪化の後、たとえ握手でも少なくともある程度のハイレベル外交を維持するのに役立つだろうと外交官や当局者らは言う。
尹氏は李氏に、韓国と中国は相互尊重に基づいて共通の利益を促進するためだけでなく、共通の課題に対処するために地域的および地球規模の問題でも協力すべきだと語った。同氏はロシアのウクライナ侵攻、イスラエルとハマスの紛争、世界経済の不安などを挙げた。
尹氏の事務所によると、尹氏は会談の冒頭で「今日の複雑な世界的危機に直面しても、引き続き二国間協力を強化していきたい」と述べた。
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